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やはりとは?/ キャッシュワン

[ 281] やはり危機に瀕していたIT業界の「モラル」:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060710/242905/

「自分の経験上,モラル(責任感や倫理観)を維持したくてもできない時期があった。過酷な作業の中で,本来必須の作業すらこなせない。それが原因で問題が発生して非難されたとき,もう自分が悪いとは思わなかった」
日経コンピュータが5月30日から6月7日にかけて実施した,IT業界のモラルに関するアンケートに寄せられた自由意見の一つである。ソフトハウスに勤務するこの30代のエンジニアは,「後から結果を見て非難するだけなら,誰でもできる」と心情を訴えた。
記者がとりわけ強烈な印象を受けたのは,回答者が寄せた自由意見である。こうした調査に回答する人は,元から問題意識が高いのだろう。それを差し引いても,回答者の自由意見は過酷な仕事の状況,現場の危機感,そして強すぎる現場へのプレッシャーが,ITエンジニアのモラルを危機に追い込んでいる実態を,生々しく物語っていた。
調査では,まず「3〜5年前と比べてモラルが欠如していると感じるか」を尋ねた。すると「強く感じる」とした回答者が24.3%,「やや感じる」が42.2%となり,程度の差はあるものの,全体の7割弱が何らかの形でモラルの欠如を実感していることが分かった。回答者の立場(ベンダーかユーザーか)や所属企業/組織の従業員規模などが違っても,この傾向に偏りはなかった。
この数字だけをもって,必ずしも「モラルの欠如が深刻な状態にある」とは言い切れないかもしれない。だが,回答者が寄せた自由意見には,モラルの欠如を指摘する声が目立っていた。
「ITエンジニアのプロ意識が,以前に比べて低下していると思う。ITエンジニアには特に資格などが必要なく,誰でもなることができるからだろうか」(ベンダー勤務,30代)
「ユーザー,ベンダーを問わず,最近のIT技術者はどこかおかしい。“常識ある大人”がいなくなった。互いの間違いや指摘を,双方とも理解できなくなっている。ベンダーは単に利益を追い,ユーザーはコスト削減をうたうばかりで,双方とも自己主張しかしてしない。何のためのシステムなのか,どんな利便性を提供するシステムなのかの視点がユーザー,ベンダーともに欠けている。IT業界に生きる一人として,非常に嘆かわしい」(インテグレータ勤務,30代)
マンションの耐震強度偽装に代表されるように,最近になって職業人としてのモラルに欠ける事件が世間を騒がせている。こうした世相を反映してか,日本全体のモラル欠如を指摘する声も多かった。
「最近の建築偽装ではないが,この業界もソフトを納めたもの勝ちになっている。ユーザーでも楽だからといって,すべてをお任せにしてしまう者もいる。双方ぬるくなって仕事をしている以上,良いものはできない」(ユーザー勤務,40代)
「IT業界に限らず,近年,モラルを尊ぶ姿勢が薄れてきていると強く感じる。IT業界はとりわけ他の業界よりも若い人の割合が高く,他の業界よりも世相が強く反映されやすいと思われる。IT業界で今おこっている現象の根は,実はかなり深いものだと考える」(ユーザー勤務,40代)
モラルの欠如が発生しているとすれば,その原因は何なのか。自由意見では,ユーザーからの過剰な価格引き下げの圧力や短納期化,人手不足といった過酷な仕事状況が,現場を追い詰めていると訴える声が目立った。
「あまりに価格競争が激しく,ベンダー側は人件費を削ってまで受注するという負のスパイラルが発生していると感じる。これでは,教育をする費用や時間を取ることができない。ユーザー側も発注時に『どれだけ値引きするか』だけで決めるのではなく,全体の費用を考慮し,費用を支払うべきである。そうしないと,お互いにしっぺ返しがくるだろう」(ソフトハウス勤務,30代)
「ある製造業の顧客に向けて仕事をしているが,作業の生産性が毎年向上する前提で契約がなされてしまう。製造業では機械設備の性能が向上すれば生産性も飛躍的に向上するかもしれないが,ソフトウエア開発においては難しい。なのにその前提で予算が削減され,それに合わせて個人の作業量がどんどん増える。これでモラルを保てるほうが不思議だ」(インテグレータ勤務,30代)
度を超えた要求がなされる現状に対して,ユーザー側のモラル欠如や,情報システム部門のレベル低下を問題視する意見もあった。
「詳細設計書を客先に提出し,検収していただいたにもかかわらず,実装段階で追加仕様が発生することが多々ある。ユーザー企業のモラルは問われないのだろうか?(中略)仕様書の改版に疲弊した現場では,テストが軽視されるという悪循環が見られる」(インテグレータ勤務,30代)
「システム開発の案件では,顧客企業側に問題があるケースも少なくない。実際の開発を始めてからの仕様変更などを,当たり前のように言ってくる。顧客企業側のモラルも問題だと思う。レベルの低い顧客とばかり付き合っていれば,レベルの低いシステム会社が育つのは,仕方がない気がする」(インテグレータ勤務,30代)
当然ながら,ベンダー側にも反省すべき点はある。多くの回答者が指摘したのが,人材育成やプロジェクトへの人員配置に関する,ベンダーの姿勢である。
「労働基準法に明らかに違反している労働条件,明らかな偽装派遣や人身売買とも思える強制的な客先への出向。逃れるためには会社を辞めるしかないが,辞めようにも辞めさせてもらえない。教育を全くせずに,OJTと称して現場に放り込み,人間を使い捨てる」(インテグレータ勤務,30代)
「人手不足から,スキルが多少低くても雇い入れ,『教育しろ』という。教育しながら,増えていく仕事をこなしているのに,『本来の業務もできて当然』と言われる。かたや,マイペースでのんびりやっている人間には仕事を振らず,挙句の果ては1日ネットサーフィンしている人間にも給料が支払われる。モチベーションが高い人間も,いつしか低くなっていくのは当然だろう」(ソフトハウス勤務,30代)
いったい,IT業界がモラルを取り戻すには何が必要なのか。自由意見で目立ったのは,発注者であるユーザー企業が,きちんとしたRFP(提案依頼書)を作るべき,というものだ。
「ユーザー企業のRFP提示を必須とするだけで,かなりモラルにまつわる問題は改善されるのでは? RFPを基にベンダーが見積もりを出せば,そもそも無理かどうかをユーザー企業は理解できるはず。RFPを書くことで,最低限の知識をユーザー企業が持つことにもつながる。言った言わないもなくなる。契約範囲も明確になる。いいことずくめだ」(情報サービス業勤務,20代)
もちろんユーザー側がRFPを書くだけでは不十分。RFPを満たす提案をベンダーが出して初めて,プロジェクトは動き出すからだ。
「ベンダーとユーザーの双方で,システムの価値を共有することが大切。そのためにはユーザーからRFP(仕様はもちろん,思想や求める成果が明記されたもの),ベンダーからは基本仕様書(RFPに記載された成果をシステムで実現するための概略が記載されたもの)を持ち寄って合意するプロセスが必要になる。このための時間は省略できない」(ベンダー,30代)
RFPや仕様書をきちんと作成することは,モラル問題解決に向かう有効な手だての一つではあるが,当然ながらこれだけで万事OKとはならない。実際,モラル欠如を引き起こす問題は切実で,しかも複雑だ。
ITベンダー側では,「多段階の下請け構造」や,要員のスキルを無視した「人月単価による見積もり」など,業界構造にかかわる根深い問題が横たわっている。これらに,深刻化する人手不足や,日本版SOX法(企業改革法)に代表される法規制への対応,成果主義による現場のモチベーションへの悪影響など,最近の問題がからんでくる。ユーザー側にしても,RFPを満足に作らないことに象徴されるように,情報システム部門の弱体化が依然として進んでいる。
これらの問題を一挙に解決する妙手や奇策はないのが実情だろう。それを承知で,特集の取材過程で何人もが指摘した点を,最後に紹介したい。それはITエンジニア自身が働く喜びを感じることのできる環境の重要さである。
ITpro Watcherでも連載を持つ戸並隆氏は,「お客さんから『ありがとう』の一言があれば,それだけでSEは頑張ることができる」と話す。ところが「下請けのSEには,お客さんと直接やり取りすることがない。それでいて仕事は単調なコーディング作業で,自分がシステム開発にどう貢献しているかも分からない。これに加えて仕事が過酷となれば,モラルを保てるはずがない」(戸並氏)。
エンジニアの「やらされ感」を払拭するには,「報酬で報いることももちろん大切だが,それだけでうまくいくとは限らない。個々のエンジニアに,自分は役に立っていると実感させることが必要だ」(味の素ゼネラルフーヅの井上博志 経営情報企画部 情報技術グループ統括マネージャー)。
ヤマト運輸の情報システム課長からグループ企業ヤマトリースの社長に転じた小佐野豪績(ひでのり)社長は,ヤマト運輸の基幹システム開発プロジェクトの現場に頻繁に顔を出し,システムの意義を説いて回ったという。チームはヤマト運輸本体の情報システム部門とシステム子会社,そして2次請けと3次請けの混成である。「君たちの仕事によって,ウチは同業他社にこう差をつけるんだと,開発現場を歩き回って,誰彼かまわず話した。とにかくプロジェクトが大過なく完了したのも,協力会社のエンジニアがよい仕事をしてくれたからだと思っている」(小佐野社長)。
IT業界にモラルを取り戻すには,業界構造の改革はもちろん,ITエンジニア自身がやりがいをもって仕事のできる環境が不可欠。「使う人の利便は確かに大事だが,作る人の幸福が,あまりにもないがしろにされている」(インテグレータ勤務,20代)。こうした現状をいかに変えていくかも,またモラル問題解決の鍵を握っていると言えるだろう。
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[ 282] 依存症の独り言: やはりねつ造だった「天皇発言」
[引用サイト]  http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2006/07/post_5e43.html

エレクトリック・ギターによるボトルネック奏法の第一人者として知られるエルモア・ジェイムスは、単弦奏法に優れ、類稀な才能をもったシンガーでもあった。 (★★★★★)
シカゴの黒人街サウスサイドにあるリーガル劇場 で収録された、ブルース・ライヴ・アルバムの最高傑作である。 (★★★★★)
この作品は読む者を惹きつけてやまない。理屈抜きに面白いのである。その辺のハードボイルドなんて真っ青だ。
が、この作品で描かれるブルースにはちっともブルースを感じない。頭デッカチというか、ブルースを観念で聴いている。
富田朝彦・元宮内庁長官(故人)が残していたとされる、「昭和天皇のご発言メモ」に関しては、どうやら「故・徳川義寛侍従長のメモだった」というのが真相のようだ。この情報は、昨日の午前3時の時点で、「正成」と名乗る読者の方がカキコされていたのだが、ソースが明記されていなかったので取り上げなかった。が、別の方から、午後になってソースが明示された情報が送られてきた。
このソースは、証拠写真付きだから間違いないと思う。朝のサンデープロジェクトで、加藤紘一氏や菅直人氏が、メモが真実であるという前提で「天皇のご意向を無視できない」とか、あれこれ言っていたが、どう釈明するのだろう。以下に、証拠写真を掲載する。日本経済新聞で公表されたメモの裏面である。
まず言えるのは、これは昭和天皇の発言を記したメモではない。記者会見を開き、記者から「戦争の感想を問われ」るような身分の人物のものである。そしてメモは、そのときの記者会見の内容を控えたものだ。
1.メモはプレスの会見を筆記したものである。2.昭和63(1988)年4月28日の記述である。3.質問に対する答えは率直な感想を述べているように読み取れる。発言内容を事前にチェックされる立場の人間ではない事が判る。4.高松宮様に対して薨去という言葉を使っている事から宮家ではなく 、仕える立場の人物の発言と読み取れる。5.「(3) 4:29に吐瀉したが」のくだりは客観的な表現で自身の事ではない。6.戦争の感想を問われた時「嫌な気持を表現」している人物である。7.あまり閣僚を知らない人物である。8.会見時の発言に「そうですか」が多かった。9.靖国神社の松平永芳宮司を松平の子と呼ぶ事から近親者で年配者である事が判る。
以上の事から考えて、このメモの発言者として最も適当な人物は徳川侍従長である事は明白です。理由は以下の通りです。a.徳川侍従長のが勇退日は昭和63(1988)年4月末日。(会見の有無は確認できず)b.徳川侍従長の以前からの発言と相似している。c.前出の1〜9の指摘事項に全てあてはまる。
では昭和天皇陛下の発言とした場合、以下の矛盾点が生じます。 イ.この日に昭和天皇陛下の会見は報道されていない。翌29日の天皇誕生日での会見は記録に残っている。 ロ.記者が天皇陛下に対してこのような質問をするとは思えない。又、質問する機会もない。
やはり、「ある政治的な意図を持った陰謀」だったのである。この陰謀が、安倍晋三官房長官を狙ったものかどうかは分らない。が、少なくとも、靖国神社参拝を肯定する政治家、特に総理大臣か、それ以上に「次の総理大臣」を牽制する意図を持ったものであることは間違いない。
一体、誰が仕掛けたのか?煙たい政治家のスキャンダルをデッチあげてメディアに流すのは、北朝鮮=朝鮮総連の常套手段だが、さすがに今回は関係がない。考えられるのは、富田・元宮内庁長官のメモ(手帳)が手に入る立場にあり、首相の靖国参拝反対派で、かつ親中国派の人物である。
富田氏の経歴と人脈を考えれば、そのような立場にありうる人物は、大体の想像はつく。が、確証がないので、ここでは明らかにできない。
↓今日の昼の報道番組(テレビ朝日だったと思う)に、東条英機元首相の孫と皇室記者としての経歴が長い神田秀一氏が出演していた。(録画だと思う)
東条元首相の孫である由布子さんは、メモはねつ造だとして上で、「処刑後、毎年お遣いの方が来られて『ご下賜』をいただいていた。『遺族の者たちは皆、元気にしているだろうか』と、ご心配をいただいた。そんな陛下が、ああいうことを仰るとは思えない」と述べていた。(以下略)と・・・
なお、この糊付けされた、もう一方の面の解読が達成されたのは、オーマイニュース編集長の鳥越俊太郎氏によれば、「ゴミ貯の2ch有志による地を這うようなローラー作戦の結果」だそうである。改めて、ネットの威力に感服した。
「富田メモ」を、検証することなく仰々しく取りあげたメディアや政治利用した政治家は、頭をまるめろ!!!天皇陛下の発言をねつ造した、不敬の輩を激しく糾弾する!!!
「奥野国土庁長の靖国発言」とは、1983年の奥野誠亮氏による「国家社会の代表が、代表として(靖国神社を)お参りできないようでは、将来、事があった場合どうなるのか」という発言を指すと思われる。この奥野氏、87年(竹下内閣)の国土庁長官時代には「私は侵略という言葉を使うのは、たいへん嫌いだ。あの当時、日本にはそういう意図はなかった」とも発言しており、なかなかの硬骨漢だった。従軍慰安婦問題でも「従軍慰安婦は商行為」と発言し、積極的に反対論を展開した。
「中曽根の靖国参拝」とは、当時の中曽根康弘首相による、1985年8月15日の靖国神社公式参拝を指すと思われる。このとき、野党や中国が猛反発した。その結果、中曽根氏は86年から参拝を中止。以後、首相による靖国参拝を自粛するのが、当たり前になった。
「藤尾(文相)の発言」とは、1986年(中曽根内閣)の藤尾正行文部大臣によるの「日韓併合は当時の両国代表の合意に基づいて行われた。韓国側にもいくらかの責任はある」を指すと思われる。藤尾氏は、韓国の猛抗議を受けた中曽根首相の辞職要求を拒否し、結局罷免された。
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【追記】これは、「うひゃ、こんなことになっておるのか」からの引用だが、「昭和天皇独白録・寺崎英成御用掛日記」には、以下のくだりがあるという。
↓昭和の最後の2年間、私は宮内庁を担当していました。昭和天皇について知りたいことはたくさんありましたが、その一つは、なぜ1975年11月を最後に靖国神社へ行かなくなったのか、ということです。この問いに答えられる人は天皇の側近である徳川義寛・侍従長しかいません。何日も朝駆けし、出勤途中を待ちかまえて尋ねました。徳川侍従長は口が堅く、ほとんど無言の行でしたが、A級戦犯合祀と関係があるらしいこと、徳川侍従長も合祀に批判的だったことは分かりました。
後に侍従長を退いてから同僚の記者が取材した証言録によると、以下のような経緯でした。――靖国神社の合祀者名簿は例年、10月に神社が出してくるが、1978年は遅れて11月に出してきて、A級戦犯を合祀したいという。その10年ほど前に総代会はA級戦犯を合祀する方針を決めていたが、旧皇族である宮司の筑波藤麿さんが先延ばししてきたのに、宮司が代わると間もなく合祀を実施した。徳川氏は「松岡洋右さんのように軍人でもなく病死した人も合祀するのはおかしい」などと問いただしたが、押し切られた。
「靖国神社は元来、国を安らかにするために奮戦して亡くなった人をまつるはずなのであって、国を危うきに至らしめたとされた人も一緒に合祀するのは異論も出るでしょう」「筑波さんのように、慎重な扱いをしておくべきだったと思いますね」と、徳川氏は語っています。
「松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と松平は平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている」
また、陛下が記者会見で「だから私あれ以来参拝していない。それが私の心だ」と仰せになられたとしたら、それこそ当時のメディアが、今以上に大騒ぎしたことでしょう。
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富田メモは昭和天皇ではなく藤尾元文相の発言 日本経済新聞はよっぽど強制捜査の話題を大きくしたくなかったんだろうね。例の日経とっては大問題のインサイダー事件の強制捜査は7月20日でこのスクープの日。
某2ch掲示板で、1日程度かけて、あらゆる角度から検証されている。いろいろと、突っ込みどころが多くてスレ自体は結構混沌としていたが(錯乱作戦実行部隊もいたんだろうけどね)その中でも、確度が高そうなものを記しておこう、捏造報道確定にはいたらないと思うが、検証材... [続きを読む]
先帝陛下の大御心については筆者なりの結論・思いを前エントリーで述べさせていただ... [続きを読む]
例の富田メモ、私は徳川侍従長の会見内容を富田朝彦氏が書き留めたものであると思っています。少なくとも昭和天皇のご発言を書き留めたもの...... [続きを読む]
そうした中、前回、ご紹介させて頂いた渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針内に収容されている寺..... [続きを読む]
これ、ホントだとしたら永田メール問題の再来だな。犯人は国会の反小泉議員か左翼系議員か?というかそもそもホントにねつ造なのか?謎だ。
まぁいくらなんでも出来過ぎなタイミングだったしなぁ…大体、形式上とは言え日本全ての責任者でもあった人間としてこの発言はあまりにアレ、とても伝え聞く昭和天皇の気質と重ならないんで当初から眉に唾つけてましたが。
よかったですね(なにがだ)。梅雨明けのパターンは大きく分けて梅雨前線が太平洋高気... [続きを読む]
昭和天皇が靖国参拝について語ったと言われるメモについて、それがやはり意図的に偏向されて報道されていたようだ。 [続きを読む]
遅ればせながら日本経済新聞が20日朝刊で報じた昭和天皇の「A級戦犯」合祀に不快感を示したという発言のメモについて遺族会会長の古賀誠元自民党幹事長はじめ鬼の首をとったかのように陛下の大御心と持ち上げる意見があります... [続きを読む]
今、日本を騒がしている日本経済新聞の大スクープ(?)である、いわゆる「昭和天皇のご発言メモ」なんですが、左右入り乱れて、政治利用合戦の様相を呈しておりますネ。元宮内庁長官の富田朝彦氏(故人)が残していたとされ信頼性が高かったモノだから、最近劣勢気味だった左勢力が、ここぞとばかりに攻勢に転じていますヨ。左巻きのマスゴミの皆様にいっては、メモの信憑性の検証なんてそっちのけで、靖国批判の大キャンペーンを展開中でして、思考停止しているんじゃないかと思えるほどの過熱ぶりですな。... [続きを読む]
そうでしたか。徳川侍従長でしたか。2ちゃんねらの地を這うようなローラーですか。なんて嬉しいんでしょう。熱くなりました。
天子様も『薨去』という言葉をお使いになられておりますから、これは根拠から削除したほうがよいと思われます。
しかし[1]〜[2]が例のメモの裏側ならば、ほんとうに恐ろしいことです。日経新聞も裏側の内容を分かった上で発表していたのなら確信犯以外の何者でもありません。
この連中は親中派というより親韓派(韓国ロビー)といえないでしょうか? (たしかに1970〜1980年代の中国は反ソでの準同盟国であり、後藤田は田中派のカミソリとして中国に太いパイプを持っていましたよね)
韓国ロビーが厄介なのは「反共ではあっても反特アではない」ということ。 統一教会≒国際勝共連合は外国人参政権推進・女系天皇容認を主張しているようにその正体は反日です。
やはりという展開になってきましたね ただ皇室を敬う者の立場からすると、このネタでバカどもを追い込むのは気が引けます また彼らはそれも見込んでこのメモを出してきている気がします 改めて左翼の人間の陰湿さを感じました。
・・・・しないか。恐らく報道しなくなり、うやむやにするんでしょうね。釈明も一切せずになかったことにするんでしょうね。
捏造や勘違いの可能性を全面否定するわけではないが、管理人氏においては、ちょっとまだ情報が遅れていると思う。
「そのことは、人物の批判とかそういうものが加わりますから」→「関連質問 関係者もおり批判になるの点」
自分は天皇発言説が濃厚と考えるが、もちろん100%ではない。ただ、そういう自分の主張を抜きにしても、このエントリーのように捏造と断言することはとても出来る状況ではないと考える。
とにかく、ものすごい努力であることは間違いないです。結局、メモの実物をこれ見よがしにテレビに流したことが、情報操作をたくらんだ側の最大の敗因ですな。キャプチャ画像を反転して解読するなんてことは、鳥越サンにゃ思いつかないだろうし。多分「永田メール」のような問題にはならない(しない)んでしょう。だからこのメモは結局「正しいもの=間違いとは認められなかった」として後世に伝えられるわけか。
私の父は遺族会で靖国に行きます。うすうす漏れ聞いてましたが、陛下の思いは、何でもかんでも合祀する靖国への不快感であり、A級戦犯の合祀といわれるのは少し違うとの事でした。
アホ新聞社たちは、こんなメモをさらけ出して特報面まで組んでの化かし合。本当に恥ずかしい行為です。人は死より悲しく辛い生を選ばなければならないときがあると思います。先帝の不可思議なオーラは、昭和の幾多もの修羅場を潜り抜けてきた、気骨ある政治家の風味に感じます。
0.「薨去」は特定の身分に就いた言葉で、話者の相対的な地位の上下に係わらない? 天皇からであれ皇族の死は「薨去」になるかと思うのですが。
1.該メモの話者が徳川侍従長の可能性は高い、ただ、発言の趣旨は昭和天皇のお心と、同じなのではと、私は思います。
2.私は昭和史の屈折を一身に受け止めておられる昭和天皇を想像するのですが、すると、同じく屈折を担う「Å級」(松、白は論外)が祀られる靖国のご親拝には、違和感を持たれたとしても、なるほどそうかという気がするのです。
4.しかし一国の象徴たる方の100年は封鎖さるべき私的な発言を個人(しかも故人)のメモなどという劣等資料で、政治的思惑を隠そうともせず露出しまくる者らには激しい怒りを感じます。
これ、もしホントに誤報なら、そのまま流した新聞社・TV局の経営者は総退陣してもらいたい。メディアとしての責任は一体どこにあるのか?適当なことを流して2ちゃんねらーに検証してもらうのが仕事なのか?
「天皇のご意向を無視できない」って、いつから絶対主義になったんだ、日本は(笑)。別のメモに、「最近は、参拝しても良いと思うようになった」とする発言が見つかれば、再び「天皇のご意向を無視できない」となるのでしょうね!(笑)
親中派と呼ばれる人には、本当に、軽薄で思慮が足りない人が多い。プロパガンダ(半分嘘)に振り回されてしまうので、結局ボロが出るんでしょうけれど。
日経新聞は、疑惑についてどう答えるんでしょうね。とにかく、思想に関係のない学者などにもう一度検証してもらって欲しいですね。
この富田という人は番号を付けるとき必ず「○にアラビア数字」というパターンなので混乱しやすいのですが。
私が問題にしたいのはこういう結果です。このような幼稚な世論操作を目的とした報道は、必ず中共の内政干渉を招くのです。それが目的であれば、今回の富田メモ報道は正に“売国”行為です。問題は天皇の意志ではありません。悪質な世論操作を目的とした大マスコミの報道姿勢にあります。
>質問に対るす答えは率直な感想を述べているように読み取れる。発言内容を事前にチェックされる立場の人間ではない事が判る。
それは、名前を出された人にとって、大変な圧力になるからです。日本人なら、この感覚は良く分かると思うのですが。
「メモが明らかになったこの機会に、日本は天皇の真意を真剣に受け止め、軍国主義の芽を摘み取るべきだ」などと警告していますね。
中国各紙は、日本で天皇が不快感を示したと伝えられて以来、小泉首相の靖国参拝自粛を迫る記事を繰り返し報じている、そうです。
>天子様も『薨去』という言葉をお使いになられておりますから、これは根拠から削除したほうがよいと思われます。
あなたの言う「25日に行われた天皇自身の会見が内容的にもぴったり当てはまる」で、特定の個人名を挙げて批判されていますか???
昭和天皇は、松岡氏や白鳥氏には不快感を抱いておられたようですが、「A級戦犯」とされる方々すべてにそうであったとは思いません。
そうでなければ、東条元首相の孫である由布子さんが仰るように、「処刑後、毎年お遣いの方が来られて『ご下賜』をいただいていた。『遺族の者たちは皆、元気にしているだろうか』と、ご心配をいただいた」ようなことをするわけがない。
また戦後、A級戦犯として終身刑を受けた賀屋興宣氏が法務大臣になり、懲役7年の重光葵氏が外務大臣で、しかも死後、勲一等旭日桐花大綬章を叙勲されたことなど、ありえません。
これは、他のサイト等でも指摘されていたことですが(ソース失念)、私は現時点では、4/25の昭和天皇の記者会見の“真意”について、4/28に徳川侍従長(?)に非公式(オフレコ)にインタビューした際の徳川侍従長(?)の談話のメモと考えるのが、一番スッキリと理解できると思います。
ただし、問題の靖国参拝に関する質問は、4/25の記者会見にはありませんから、(どのような話の流れがあったかは断片的なメモだけからは推測できませんが)この部分の記述は、発言の主=徳川侍従長(?)の個人的見解を述べたもの、と考えるのが素直ではないでしょうか。
>あなたの言う「25日に行われた天皇自身の会見が内容的にもぴっ>たり当てはまる」で、特定の個人名を挙げて批判されています
筑波宮司が慎重に対処(A級戦犯合祀を止めていること)を側近から確認されているということであれば、発言として「聞いたが」と率直に語られていたとしても不自然じゃないと思うんだけど。そもそも上奏って直接陛下に報告しているわけじゃなくて、例えば侍従長を通じて報告を受けるということもあるでしょう。
上奏、というのは何も直接陛下に報告するわけではないでしょうから、例えば侍従長を通じて報告を受けたということなら、「聞いたが」でも不自然ではないと思います。
私が前述のように考えたのは、上の写真の中で「同僚が取材した証言録によると」という部分は、4/28に非公式(オフレコ)にインタビューした際の徳川侍従長(?)の談話を指す、ということを論証したネット上の記述を見たからです。(ソースは失念。どなたかご存知の方はお教え下さい。)
ただ、現在4/28(メモの日付)に富田さんが徳川侍従長と打ち合わせを行っているという情報が流れています。
それが本当であるとするならば、天皇発言ではなく徳川侍従長との打ち合わせ内容のメモだったという方が自然だと思いませんか。
私のブログ中に、こちらへのリンクを貼り、TBをさせていただきました。ふさわしくないと思われましたら削除してください。
これはあちらさん訂正したのかも知れませんが『昭和天皇は靖国へ行かなくなった』というあさぴーの記事ですね。
会見時に記したわけではない、という可能性は確かに高いですが、もし後日メモに書く場合、「何日の会見」と普通は書くでしょうね。
また、4月28日の徳川侍従長の発言と一致してることから、「徳川侍従長の発言のメモでは?」と考えるのがむしろ「自然」と思われます。
あなたがなさってるのは関係者の「気持ち」を「推測」した上で、その推測を根拠に「行動」を「推測」してらっしゃる行為です。
関係者の心中に想いを馳せるのは結構ですが、それは客観的な史料により「行動」が明らかになった上で、「どうしてそのような行動を取ったのか」と考えるべきものです。
推論の補強のために(実際は補強になってませんが)勝手に推測すべきではありません。それはただのあなたの願望です。
陛下の本意を書き残すことが目的だったとすると、私ならああいう書き方はしませんし、ああいう残し方もしないです。
あとから記録として書いたなら、手帳にちゃんと書くだろうし、誤解を招かないように慎重に丁寧に書くはず。
一時期ホッとしたのも束の間、やはりこれは大きな爆弾だったようですね。やっぱ本物かな・・・。国民がこのメモの真贋問題のこだわっている限り、これを仕掛けた連中は、奥の奥でタバコでも燻らせながら余裕の面持ちでいられるわけだ。実に悔しい。
しかし、一人の人間として想像するに、自分が公言してこなかった個人的な“思い”を、死後政治的に悪用されるということは、本当に耐え難い屈辱ではないだろうか?
また、1-2枚目が未公開ですが、ここに思いっきり「徳川侍 元 従長の慰労会でのメモ」なんて書いてあったら、爆笑モノなんですが。
とはどういうものなんですか?徳川侍従長はメモが作成された日付の前、4月13日に退官されているはずですよ。
”私=天皇陛下”ではないという意味では捏造の可能性が高いようですね。よって新聞やテレビなどのマスコミ及び政治家がこれを金科玉条の如く扱った発言をしていることについては厳しく弾劾されるべきだと思います。
しかしながらこのメモの内容が天皇陛下の意思と全く異なったものだと断ずるのも行き過ぎた観があると思っています。
先日テレビで岡崎大使が言われていた”A級”という言葉がなければそれ以外の部分は陛下の発言であってもおかしくない旨の発言をされていましたが、それが真実ではないかと思います。
しかし、だからといって所謂A級戦犯のうち名指しされていた二人を分祠すればよいとは決して思いませんが、文官でかつ刑死ではない者が合祀されている点に違和感を覚えるのは確かではあります。
そういう意味では靖国神社の定義づけがはっきりしていないことが論争になっているひとつの要因だと思うのでこのあたり政治ではっきりしてほしいと思います。
個人的には今後も祭祀を絶やさずまたこうした伝統を伝えていくために自衛隊の殉職者も合祀されるような新しい形の靖国神社になればいいと思っていますが。
普通人さんの危惧する所も解りますが、ソースであるメモに先帝陛下のお心が含まれていたとしても、それが主旨の全てでは在り得ないし公式の発言でもないので「マスコミが捏造」なことは明らかです。
この場合、公式の発言ではないから貴重なんだと思いますよ。公式の発言では影響が大きすぎて言えるような話じゃないですから。なぜ靖国神社参拝を中断したかというその理由について、これまで陛下自身語られなかったことがこのメモではっきりしただけでも価値はあると思いますね。
語られたことは陛下の心情の一部に過ぎないことは確かですが、その一部についてさえ、このメモが出るまで我々は何も知らなかった。むしろ好き勝手に解釈して真意とは別の情報をうのみにしていたわけですから。
富田氏は「靖国の問題などの処置はきわめて適切であった、よくやった、そういう気持ちを伝えなさい、と陛下から言われております」という天皇陛下の「ご伝言」を当時の中曽根首相に届けた人物ですよ。
富田=元警察庁警備局長=後藤田=中曽根=ナベツネ(讀賣)のライン、今回の一件を考える上で見落としてはならない背景です。
とにかく、富田・元長官の突出した党派性を考えれば、そんな人物の「メモ」は、「政治」抜きには考えられません。
それで真意の全てが明らかとはなりませんし、解ったとしても裏庭での人の心であって、人々に示される「陛下の御心」とは別です。
その上で、日経の記事(職業柄私の講読新聞でもあります。)での富田メモと、天皇自身の公式会見を比べると今回のブログの主の方の疑問点、
イ.この日に昭和天皇陛下の会見は報道されていない。翌29日の天皇誕生日での会見は記録に残っている。
天皇の本意と、普段近くで接している侍従長の考えが靖国について一致していることも不思議とは思えません。
とのことですが、伝言を長官に託したのは、中曽根首相が既に公式参拝を断念した後のことですので、「介入」というより率直なご感想を述べられたのだと思いますよ。特に中曽根氏の場合、公式参拝としてやろうと準備を進めていたという点で他の参拝の事例とは大きく異なります。これに関して昭和天皇が心を痛めていたとすれば、断念と聞いて非常に喜んだとしても不思議ではない気がします。
それと、富田氏自身の党派性という点で言うと、当時の政界とのつながりは宮内庁長官という立場上当然無視できないでしょう。何より天皇の行為は内閣の助言に基づくわけですから。ですから必要以上に政治権力に接近していたということではないと思いますね。
このメモが世に出たことに対して、背景にどのような政治的動機があるのか、ということになると、これはもう想像の世界になってしまいます。少なくともメモの内容は、A級戦犯の合祀に対してのお考えは示されているとしても、分祀を示唆するような発言はどこにもないし、歴史資料として価値は認められても、政治的には何の影響も及ぼさないものと思います。
>イ.この日に昭和天皇陛下の会見は報道されていない。翌29日の天皇誕生日での会見は記録に残っている。
「天皇誕生日での会見」ではなく、「1988年4月25日におこなわれた、天皇誕生日の朝刊に掲載するための会見」は記録に残っています(天皇誕生日には会見の記録はありません)。
以上の点から、この「メモ」は、「25日の記者会見後、話したこと・話せなかったことについての昭和天皇の私的トーク」と見るのが妥当かと。
が、徳川氏は職を辞した後も「参与」として宮内庁に残っており、何と言っても52年間の長きに渡り陛下に仕えた「側近中の側近」です。
コレで日経の捏造がバレたら「25日の記事で併載してあるのだから、そこから関係が読み取れるはず!」とでも誤魔化すつもりでしょうか?
でも、ドコにも「あのメモは日経からの……」とか「公表された日が強制捜査の日だった……」とも記載はないので、関連記事には見えないのですがね。
>オーマイニュース編集長の鳥越俊太郎氏によれば、「ゴミ貯の2ch有志による地を這うようなローラー作戦の結果」だそうである。
「富田メモは本物だとは証明されていない」そうですが、古文書は真贋を「鑑定」するものであって「証明」するものではありません。信長の手紙らしきものが発見されたとき、材質が当時のものかどうか、花押は本人のものか、記述が他の文献と矛盾がないかを調査して、問題なければ本物と「鑑定」します。絶対偽者だとは言えても、絶対本物だと「証明」はできません。したがって「メモが本物だとは証明されていない」と、いつまでも疑い続けることが可能です。2ちゃんねるではかつて、イラクの人質が証明されることなく自作自演だと誹謗されましたが(有罪の証拠がなければ無罪とするのは、刑法上の常識)。
こちらのブログ主は、学者やマスコミ(マスゴミじゃないよ)ですら気づかなかった大発見をされたようですので、ぜひ扶桑社あたりから出版して公表されてはいかがでしょうか? 著者名は当然本名でお願いします。今回鑑定にあたった秦郁彦氏が「あたらしい教科書をつくる会」のメンバーなのはご存知ですよね?
>オーマイニュース編集長の鳥越俊太郎氏によれば、「ゴミ貯の2ch有志による地を這うようなローラー作戦の結果」だ
<オーマイニュース編集長の鳥越俊太郎氏によれば「ゴミ貯」の、2ch有志による地を這うようなローラー作戦の結果だ>
陛下のプレス会見は4月25日。メモの日付は28日。手近にあったメモ紙を利用したメモというものは、3日も経ってから記録することはありえない。もし3日経ってからであるならば手帳に書き付けるはずである。
この日、陛下の会見は行われていないが、徳川侍従が、懇意にしている記者数人と懇談会を開いているようだ。その時のメモと考えるのが相当。
記者会見そのものは25日ですが、富田長官が陛下とお話になったのが28日ということですね。その内容の中に25日の記者会見に関する感想もあったということです。4月25日の会見内容は4月29日の天皇誕生日に報道されたわけですが、その記事の中身と4月28日の富田メモの中の陛下の言葉とが一致しており、さらに記者会見で言えなかったことも含めて28日のメモには記録されています。
ところで今日の日経新聞の社会面にまた記事が載りましたね。今度は4枚あるメモの1ページ目が掲載されました。どうも徳川侍従長説を意識しての暗黙の反論と言えそうです。
A級戦犯批判は、死者に鞭打つ行為であることは間違いない。死者の平安を乱す浅ましい批判。庶民の不快感の根源はここにある。神道の主催者である陛下が、もしこの理念を冒せば、神道自体を否定するに等しい。さもなくば天皇制の崩壊に向かう。
2ページ目の詳細はわかりませんが、どうも1、2ページ目には天皇陛下のお言葉が特に書き込まれてないんじゃないかと。これについては実物を見てのことではないのでわかりませんけどね。
ただ、3ページ目の内容については画像でこそありませんでしたが、記事本文中には紹介されていますよ。ですから発表はされてはいるんです。まあ8月15日までしばらま富田メモがらみの特集が続くでしょう。
ちなみに、私は合祀に冠する陛下の言葉から受け止めた印象としては、A級戦犯を合祀したことに対する不快感というより、陛下の意向を無視して合祀した松平宮司への不快感の方をより強く感じましたね。合祀を巡り松平宮司と陛下の間で大きな認識の相違があったとすれば、参拝中止の第一の責任は松平宮司にあるでしょう。メモの中身通りとすれば、少なくとも松平宮司の対応が靖国参拝を中止させた原因になったと考えられますから。
そういう意味では、参拝反対派ではなく、「(分祀することで)靖国参拝に言いがかりを付けられないようにしたい人たち」ではないかと思いますが。
メモが捏造だと主張している人たちに聞いてみたいのですが、もし、いかなる理由にせよ、そのメモに書いてあったことが、昭和天皇の気持ちだったとするならば、あなた方はどう思われますか?それはなぜですか?
もし、いかなる理由にせよ、そのメモに書いてあったことが、昭和天皇の気持ちだったとするならば、あなた方はどう思われますか?それはなぜですか?
どうも思いません。なぜなら、現在は平成の御世だからです。先帝の意見に現在の政治・体制が振り回されるのは問題です。日本は立憲君主制であり、国家元首の意見は優先されません。
大日本帝国ならいざ知らず、日本国では天皇の言葉は絶対ではないのです。しかも象徴天皇であることをお忘れなく。
吉田茂に対する与党内反対派が、GHQ内の一部リベラル将校と結託し「司令部は吉田首班を認めず」という風説を流すことによって吉田は退陣寸前まで追い込まれました。こうなると例のごとく「司令部の意向を疑うのか!?」と沈黙を強いようとする人も出てくるわけで、司令部の意向なるものの真偽も有耶無耶なままにことが運んでいくわけです。この時はその"タブー"を破る発言によって「そのような司令部の公式文書は出ていない」ことが確認されて吉田は難を免れましたが。
「メモそのものが捏造だと主張している人たち」という意味ですか?いわゆる富田「メモそのものが捏造だ」というのではなく、その「メモの内容が昭和天皇の発言だ」という主張には大いなる疑念が湧く、端的に言って捏造では?と主張しているのではありませんか?つまり、多くの人たちが「どなたの発言」をメモしたものか?と実に素朴な疑問を感じているのだと思いますが・・・
まぁ、随分と乱暴な前提条件をつけるもんですな・・・「いかなる理由にせよ」とは、多分、「捏造であるにせよ」も含めてよいという趣旨でしょうね・・・
>そのメモに書いてあったことが、昭和天皇の気持ちだったとするならば、あなた方はどう思われますか?
しっくりとしない、意外さを感じつつ、「あぁ、そういう想いであったのか?」と、メモの内容を「昭和天皇」の人間像を理解する上での参考にするでしょうね・・・このメモが真に昭和天皇発言を記したものであるなら、これまでの昭和天皇に抱いていたイメージは大きく崩れると思います。
少なくとも昭和天皇は、戦前、つまり「昭和の戦争の時代」には日本国・日本国民に対して最高の権限を有する責任者であった。そして、敗戦。戦勝国は、天皇の戦争責任を米ソ冷戦、占領政策、憲法解釈などを理由に不問にし、いわゆる「A級戦犯」処刑、講和条約の締結で戦後処理を決着させた。戦後の昭和天皇は、新しく制定された平和憲法のもと、日本国および日本国民統合の象徴として、平和国家を築くことに尽力された方だと理解しています。いわゆる「A級戦犯」で処刑された方々
は、終戦から講和条約締結までの戦闘行為は無かったものの、実質的に戦争状態の中で戦勝国によって一方的に、しかも事後立法という報復的な手段で戦争犯罪人として断罪され、処刑された。処刑されたいわゆる「A級戦犯」の方々の遺骨は遺族のもとに返されることなく、ゴミのように処理されたと理解しています。靖国神社がもともと天皇のために命を捧げた「赤子」をご祭神として祀る霊場であるのなら、抗弁の機会も実質的に与えられることなく、昭和天皇の身代わりにとなって、無念の死を遂げたいわゆる「A級戦犯」の方々も戦地で命を落とされた方々と同じく祀られて何の不都合もないのだと考えます・・・そのことをもっとも感じておられたのは昭和天皇だと思います。ご自分の身代わりとなって無念の死を遂げられた臣下を無下に賤しめる方とはとても思えないのです。確かにいわゆる「A級戦犯」の方々は間違いなく「戦争犯罪人」ですし、それをもって処刑されたのです。しかし、それはあくまで戦勝国の一方的な断罪のなせる業であります、ただ、その判決を受け入れること、つまり異議を申し立てないことをもって講和条約が締結され、日本国の独立が容認されたわけです・・・・戦争犯罪人として一方的に断罪され、無念の死を遂げたいわゆる「A級戦犯」の方々をどのように慰霊するかは現在に、また将来に生きる日本人が考えることでしょう・・・すくなくとも数千万の自国民を殺戮し、チベットを侵略し、百万を超えるチベット人を殺害しながら、それらは不問にし、70年前にあったとされるいわゆる「南京大虐殺」は膨大な捏造の証拠資料を駆使し反日教育、反日プロパガンダを繰りひろげる「20世紀における第2のナチ」とも言われる中国共産党独裁政権の恫喝に屈して処理するものではありません・・・長文になってしまったことをお許しください。
「米国にとっては戦犯なるも、我国にとっては功労者なり」とのご発言があります。靖国神社には御親拝がなくなった以降も勅使が送られています。勅使の送られている時期と富田メモにおける「あれ以降」の時期は完全に重なっています。東條氏によると、東條家にもたびたび見舞いの勅使がいらっしゃったそうです。
これらの天皇の意思表示は「メモ」と矛盾するわけで、普通に考えれば「メモ」は天皇の発言ではない、となるのですが、それをあえて天皇の発言とするのであれば「不条理な仮定から導かれる不条理な結論」すなわち(仮定ながら畏れ多いことですが)陛下が混乱なさっていた、としか考えられないでしょう。したがって「どう思いますか?」との問いには「お気の毒に思う」としかお答えのしようがありません。あくまで不条理仮定論であると重ねて申し上げますが。
次に、過去の天皇の発言をどのように扱うか、という問題です。昨今の報道ではあたかも「富田メモ」だけが政治的拘束力を有する唯一の天皇発言であるかのような扱いになっていますが、「富田メモ」だけを特別に尊重しなければならない理由はないはずです。「富田メモ」を尊重すべきというのであれば、当然あらゆる天皇発言を尊重しなければならないはずです。もっと言えば孝明帝以前の封建時代・王朝時代の帝の綸言も等しく尊重されなければならないということになりますが、そんなことが可能でしょうか?
「現代と事情が違う時代のご発言を尊重する必要はない」という反論があるかもしれませんが、そうであるならそれはまさしく二十年近く前のものとされる「富田メモ」に関して言えることではないでしょうか。当時と現在の日中関係を初めとする政治状況は大きく変わっています。
以上から「あなた(方)はどうしますか」という問いには「(不条理な)歴史知識が一つ加わるだけ」としかお答えしようがありません。
どうも思わないのなら何故議論というか検証?をするのでしょうか。何か思うところがあるからなさっているんではないのですか?

 

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