キャッシュワンのサイトです。
フィッシングメール  基本  リニューアル  訴え  異なる  使い  最近  口座  所要  ばかり  メニュー  飲み  幾分  操作  トップ  バック  活躍  いただく  インテル  森永乳業 

詳しいとは?/ キャッシュワン

[ 95] ファミコンの詳しい話
[引用サイト]  http://www.wizforest.com/OldGood/FamiCom/FamiMisc.html

詳しい、といったところで、自分で使ってわかったこと/うわさで知ったことが中心で、さらに時間がたって忘れていることも多くあります。間違いがあるかもしれません。
8bitのレジスタのうち1本はスタックポインタ、1本はフラグレジスタで、いずれもシステムが使用します。残り3本のうち2本はインデックスレジスタです。残りは1本で、これがアキュムレータ(汎用レジスタ)となります。
インデックスレジスタであるXYが8bitしかないのも、6502では事実上ページ内のアドレッシングが出来れば十分だからです。また、スタックポインタも同じ理由で8bitとなっており、スタック領域には必ず1ページ目が使用されます。
汎用レジスタが一本しかないため、全ての計算命令はこのレジスタを対象にすることになります。このため、6502のニーモニックにはオペランドが1つしかありません。また、直接の関係はありませんが、ニーモニックは必ず3文字のアルファベットで表わされるため、6502のアセンブリコードは非常に美しいものとなっています。
ファミコンのハードウェアも、そのCPUである6502のように、一見「なにも出来ない」ように見えて奥の深いハードウェアとなっています。
最大の特徴であるスプライトは、8×8dot、4色(うち一色は透明)のものが64枚使えます。これらのスプライトはラインバッファ展開のために横にならぶ個数に制限がありますが、この制限数は当時の常識であった4個ではなく、倍の8個となっています。(もっとも、当時の常識であったスプライトの大きさは16×16dotだったので、画面上に表示できる大きさは同じだということになります)
キャラクター表示時には左右に反転が可能で、表示パレットは4つのなかから選択でき、表示位置をBGの前にするか後ろにするか選べました。
スクロールにはラスタースクロール機能はありません。しかし、ファミコンには「0番スプライトがラインバッファに展開されるときに割り込みを掛ける」という、非常に面白い機能がありました(地雷を置くようだ、ということで通称「0爆弾」)。そこで、ラスタースクロールを行いたい点に透明にした0番スプライトを置いておき、割り込み内でスクロールレジスタをいじることで、事実上のラスタースクロールを行うことが出来ます。
ファミコンの音源は、カスタムCPU内に内蔵されています。これはある意味では「音を重要視しなかった」ということだと思いますが、それなりに興味深い音源となっています。
ファミコンの音源は5チャンネルあり、3つはPSGです。ただし、このPSGは矩型波しか発声することができず、ファミコンの音の硬さはそこから来るものです。
PSGのうち2チャンネルは、矩型波のデューティー比(上下比率)を4段階に変更可能で、これによって多少音色を変更することが出来ます。残りの1チャンネルはデューティー比こそ変えられないものの、ベースパターン用に正弦波っぽい音を出すようになっていました。このPSGの2チャンネルと1チャンネルは、出力系統も別となっており(基盤上でミキシングされていますが)、これを利用してステレオ出力するような改造もよく行われていました。
音源残りの2チャンネルのうち、1チャンネルはノイズです。これは爆発音などによく使われていました。また、最後の1チャンネルはΔPCMなのですが、6502を使用しているファミコンではメモリ喰いのPCM音源が使用されることはまれでした。
ディスクシステムでは、これに加えて2オペレータのFM音源1声が使えるようになりますが、詳しいことは知りません。
このページにリンクしてくれていたページで、「ファミコンの表示色が良くわからない」という話が書かれていました。
そういえば、その系統の話は書いていなかったかな… なにぶん、このページは僕がHTML覚えて最初に書いた、自己満足だけで書きなぐったページなので情報が十分ではないです (^^;
まず、ファミコンのパレットは1キャラクター4色です。ただし、必ず透明がありますので実際には3色となります。
そもそも、テレビ信号というのはRGBを前提にしていません。歴史的な経緯ですが、白黒テレビで使われていた「輝度信号」に、色信号を乗せる形で表現します。(これにより、白黒テレビでもカラー放送を表示できるという下位互換性を確保しています)
所詮「おもちゃ」であるファミコンは、回路を簡単にするためにテレビ信号に変換しやすい方法で色を指定します。
グレースケールですから、輝度以外に色の違いはありません。4相割り振られている、といっても、実際には4相で4色しか出ません。
このページの誤字脱字発見・情報提供・意見などありましたら、下の一行掲示板へどうぞ。樫樹の広場から全体を見ることも出来ます。

 

戻る

キャッシュワンのサイトです。

キャッシュワンのサイトです。